2014 8月

虫に刺された時

虫刺されの対処法

夏です!!虫刺されの季節です。虫に刺された場合、皆さんどうされますか?

  • ムヒやキンカンなど虫刺され用の薬を塗る
  • 冷やす
  • 爪で十字を切る

ムカデに刺されたら

虫刺され全般を見るといろいろな方法がありますが、殊にムカデに刺された場合は「患部を冷やして病院に行き、抗生剤と抗ヒスタミン剤を投与」という方法が一般的でしたが、ムカデに刺された場合の対処の方法が変わって来ているのをご存知でしょうか。ムカデに刺された場合は以下の様な方法を取りましょう。

  1. 毒牙が刺さっていたら、ピンセットなどで抜く。
  2. 43度~46度程度の火傷をしないの温度の流れる水で患部を温める。
  3. シャンプー等で皮膚表面をしっかり洗い流す
  4. 2、3を何回か繰り返す

ムカデの毒はたんぱく質性の酵素毒成分が主体なので42度以上に温められると熱変性を起こして失活し、洗い流すことで沈痛・腫れ・痒み防止効果が期待出来ます。

この方法は蚊に刺された時にも有効で、蚊に刺された時に熱い蒸しタオルを当てたり熱めのお風呂に入ると痒みが治まります。ただし蚊の場合は注入された毒素が解毒された訳ではありません。

42度以上の熱といえば「灸」です。「灸」でも同様の効果が得られるはずです。しかし43度以上のお湯で良いのですから、残念ですがわざわざお灸をすえる必要はありませんね。ムカデで実験するのは怖いので、次回蚊に刺された時に、自分でお灸をすえてみたいと思います。

katorisenkou

Tour de Franceの優勝選手も鍼治療

ツールドフランスの優勝選手も鍼治療

2014年のTour de Franceの優勝者Vincenzo Nibali(ニーバリ)選手もレース期間中に鍼治療を行っていたという記事がありましたので、ご紹介します。

ウォールストリートジャーナル「ツール優勝の影に鍼治療」

内容を要約すると、、、、、

2014年ツールドフランスに優勝したニーバリ選手(イタリア)の所属するアスタナサイクリングチーム(カザフスタン)は、ベルギー人の鍼師をツールドフランスに帯同させました。鍼師を帯同させたチームはアスタナ1チームであり、このベルギー人の鍼師は今年のツールドフランスだけでなく2013年のツールドフランス、2014年のジロデイタリアでもチームに帯同し、選手に鍼治療を行ってきました。アスタナには4人の医師、2人のオステオパシー医、10~12人の物理療法師がおり、彼らの1人として選手のケアをしています。ツールドフランス期間中は終始全ての選手に対して1日2回の鍼治療が施されました。1度目はステージのスタート前にチームバスの後ろで、もう一回はステージ修了後にチームの宿泊するホテルで施術されました。治療には約1インチ(3センチ)の鍼を6~10本程度選手の足や脚、手や頭部に素早く注意深く刺鍼します。身体の疲労回復の促進と筋緊張の緩和とリラクゼーションが目的です。もちろん、ドーピングフリーであり、ニーバリ選手の優勝はクリーンなものです。鍼治療では身体の構造的な治療は出来ません。傷付いた筋肉は傷付いたままであり、折れた鎖骨は折れたままです。しかし鍼治療は苦痛を軽減することが出来ます。もし選手が痛みを抱えていたら、彼がリタイアせずにツールを完走することがゴールとなります。その後で医学的な診断はなされれば良いのです。

鍼治療で快適な生活を

鍼治療はツールドフランスなどの肉体を酷使する選手にも利用されています。身体に痛みや辛さがある場合は、鍼治療を有効に活用して、快適な暮らしを送りましょう。

nibali

お盆期間中の営業について

お盆期間中の営業

来週お盆期間中の営業ですが、通常通りの営業となります。暑い日が続きますので、無理をせずお過ごし下さい。皆様のお越しをお待ちしております。

<営業時間> 10:00~19:30(最終受付)

<休診日> 毎週日曜日・水曜日