春の訪れは・・・

春はすぐそこ。日に日に暖かくなってきています。気温の上昇とともに花粉症の症状に悩まされている方も増えています。以前※『TIME』誌に掲載された鍼治療の花粉症に対する効果を紹介します。

鍼を用いた実験

アメリカ内科学会では422人の花粉症とアレルギー性鼻炎の患者に対し3つのグループに分け、2ヶ月にわたり実験を行ないました。

• グループA：鍼治療を12回行う。必要に応じて抗ヒスタミン剤を投与
• グループB：偽鍼を使った鍼治療を12回行う。必要に応じて抗ヒスタミン剤を投与
• グループｃ：抗ヒスタミン剤のみを投与

結果は

実験の結果は以下の様になりました。

• グループA：グループB・Cに比べて症状が治まった
• グループB：多少の改善が見られた
• グループC：治療前と変化無し

副作用の少ない鍼を

上記の結果の様に、花粉症の症状に対して抗ヒスタミン剤だけでなく、従来の薬の服用と鍼治療を並行して行うことで花粉症の症状が抑えられるということは明らかです。完全に花粉症から回復するわけではありませんが、花粉症の薬による副作用などでお困りの場合は、鍼治療を行うことで薬の量を減らしたり、花粉症の症状を抑えることは可能です。

ソワニエでは従来の鍼（ごう鍼）を用いた施術と合わせて、耳周辺のツボに円皮鍼（ごく小さく短い鍼が付いたテープ）を貼付する施術も行なっております。花粉症でお困りの方は鍼治療に挑戦してみてください。

※出典　TIME “Is Acupuncture an Antidote for Allergies?”

4月4日は休診になります

4月4日（土曜日は）休診になります。